調査レポート

掲載日:2021年4月1日

No.1

日本国内の大学医学部・医療機関における文書管理規程の作成状況に関する調査

執筆者:藤本 大士

執筆者コメント

全国の大学医学部および医療機関では、医療に関する記録が日々多く生み出されている。各機関では、そういった記録の保存・移管・廃棄がおこなわれているものの、それらがどれほど体系的に進められているかは詳らかではない。そこで、本調査では、日本国内の大学医学部および医療機関において、どれほど文書管理規程が作成されているかを検討した。

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掲載日:2021年4月1日

No.2

愛知県内の病院記念誌の所蔵状況に関する調査

執筆者:藤本 大士

執筆者コメント

長い歴史をもつ病院の中には、病院のあゆみを後世に伝えるために、記念誌を発行しているところが多い。そういった病院記念誌は地域史や医学史の観点からも重要な資料である。しかし、それらは病院によって自費出版されることが多く、国会図書館などに納本されていないものも多い。そこで、本調査では、愛知県内図書館・国会図書館・大学図書館のそれぞれに愛知県内病院記念誌がどれほど所蔵されているかを調査した。

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掲載日:2021年4月30日

No.3

日本における大学アーカイブズの設置状況に関する調査

執筆者:山邊 聖士

代表者コメント

全国の大学組織の中には、法人文書や運営記録、その他関連アーカイブズを保存し、管理するアーカイブズ機関を持つところがある。現在の日本でこれらがどの程度存在しているかを調査した内容である。結果、92か所の大学アーカイブズが確認され、これは令和2年における全国大学数(795校)の11.6%だった。

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掲載日:2021年4月30日

No.4

イギリス・アメリカの医療アーカイブスに関する調査

執筆者:藤本 大士

執筆者コメント

今後、日本で医療アーカイブスを整備していくにあたって、海外でおこなわれている活動は参考になるだろう。そこで、イギリスとアメリカにおいて、医療アーカイブスに関してどのような活動がおこなわれているかを調査した。具体的には、ガイドラインとしてどのようなものが作成されているか、医療アーカイブスに関わる組織・団体にはどのようなものがあるかを調査した。

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掲載日:2021年4月30日

No.5

日本国内の公文書館における医療アーカイブスの所蔵状況に関する調査

執筆者:藤本 大士

代表者コメント

全国の公文書館の中には、医療機関で作成された診療録などの資料の移管を受けて保管しているところがある。これら医療アーカイブズの保管状況はこれまで不明であり、この実態をウェブより調査した。この結果、診療録(カルテ)を所蔵する公文書館は10館あったが、分量はあまり多くないことが推定された。

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